医療機器の多様化・高度化が一層進むなか、医療機器が関与した医療事故が後を絶たないことから、その安全対策として厚生労働省は医療機器管理室設置事業の推進と医療機器の専門家である臨床工学技士の活用、医療法の改正による医療機器安全確保のための体制の構築、更には診療報酬に医療機器安全管理料の創設など医療機器の管理が重点的に見直されております。
また、厚生労働省の“医療機器産業ビジョン”及び“新医療機器・医療技術ビジョン”においても臨床工学技士の更なる活用と資質の向上が示され、当会が公益事業の一環として臨床工学技士の専門認定制度等を構築することとなりました。
このような流れから臨床工学技士の各業務領域別の専門臨床工学技士認定制度の樹立に向けて検討して参りましたが、先ずは“血液浄化専門臨床工学技士”及び“ペースメーカ関連専門臨床工学技士”の領域から認定制度をスタートすることにしました。
この認定制度により、臨床工学技士の専門性を更に高揚することは、医療の安全確保と質の向上に直接的に貢献するものと大いに期待し、また臨床工学技士各位の職業意識や学術研鑽のモチベーションの高揚となることを確信し、各位が専門領域での認定制度にチャレンジされることを期待致します。 |